2012-05-01

春だから~陰陽五行(^_−)−☆


昨日夕方から寒気がして不調…
私としては人が沢山いるところ、苦手な所に居たせいもある。

そして最近、花粉症のせいもあるかもしれないけど…
目が疲れる 見にくい 乾くなど、目も不調。

今日も頭痛ぼんやり… 


ん… イライラはしないけど・・・^ ^;  

この時期は、いつも不調度がヒドイのだ


春だから^^;




陰陽五行説では、
春は、東、肝臓・胆のう、酸味、青、目などとともに木気に配属されている。
冬の間眠っていた植物がと芽をのぞかせたり伸長を開始するのは、春だから。
木に象徴される上昇する自然界のエネルギー、これが春を特徴づける木気。
この木気に養われるのが、肝臓・胆のうという胴体の右側に位置する臓器。なぜ右側かというと、体の右側は左側よりも上昇する陰の気を受けやすい。反対に左側は、より下降する陽の気を受けやすくなっている。
そして、東洋医学では、臓器だけでなく経絡も含めた全体的な肝の働きを表す。
肝は目を司るといわれ、肝臓の不調は目に表れやすくなる。
怒りの感情を制御するのも、肝。従って肝臓のわるい人や、肝臓だけでなく肝経
の気の流れに支障をきたしていると、イライラしたり怒りっぽくなる。癇癪(かんしゃく)
という言葉があるが、これは肝の病という意味。
肝を病むとは、癇癪であり怒りを爆発させる病だ、といっている。
そして、
酸味は肝を養い、肝は目に通じる。





陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)
古代中国では、自然界のあらゆるものを陰(いん)と陽(よう)にわけました。
たとえば、太陽は陽で月は陰、奇数が陽で偶数が陰、表が陽で裏が陰という具合
になります。こうした思想を陰陽思想といい、この陰陽思想はやがて五行と結び
ついていくことになります。
五行の思想は自然界は木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)
の5つの要素で成り立っているというものでした。五行の行という字は、巡るとか
循環するという意味があります。5つの要素が循環することによって万物が生成さ
れ自然界が構成されていると考えられていたわけです。
この五行(5つの要素)の相互間には、相性が良いとされる「相生(そうじょう)」
相性が悪いとされる「相剋(そうこく)」、ますます盛んに強くなるとされる
「比和(ひわ)」があります。


相生(そうじょう)

木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ずるというのが「相生」といいます。
この関係は永遠の循環を示すものです。
「相性が良い」という言葉はここから生まれました。
相剋(そうこく)

木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つというのが「相剋」です。
・木は土から養分を吸い取って生長する
・土は水を吸い取ってしまう
・水は火を消してしまう
・火は金属を溶かしてしまう
・金属は木を切ってしまう 

比和(ひわ)

木と木、火と火、土と土、金と金、水と水は相乗効果でますます盛んになるというのが「比和」です。
これが良い方向へゆけば「さらに良し」となりますが、逆に悪い方向へゆくと「ますます悪くなる」ということになります。



五行の5っの要素は、季節や方角、色、臓器などいろいろなものにもあてはめられています。
五行配当表
五行
季節土用
方角中央西
色彩
時刻午後
臓器肝臓心臓脾臓肺臓腎臓
五官
十干甲(きのえ) 
乙(きのと)
丙(ひのえ) 
丁(ひのと)
戊(つちのえ) 
己(つちのと)
庚(かのえ) 
辛(かのと)
壬(みずのえ) 
癸(みずのと)
十二支寅(いん)
卯(ぼう)
巳(し)
午(ご)
丑(ちゅう)
辰(しん)
未(び)
戌(じゅつ)
申(しん)
酉(ゆう)
子(し)
亥(がい)
1,2,34,5,67,8,910,11,12

 上記はこちらより引用→  三嶋暦 





陰陽五行の法則 ←下記こちらより引用 
陰陽五行の法則
クリックで拡大 ↑   この表はザックリと分かりやすい(*^^*) 


陰陽五行説には肝・心・脾・肺・腎の名称がありますが西洋医学と同じではありません。五行説を病気に応用する場合の主な目的は、病気の部位がどの臓器と関係があるかを分析することにあります。 漢方では、この五行説を人体の生理・病理に当てはめて応用してきました。 『木』『火』『土』『金』『水』に対応させて、人体の働きを五つに分けたものが、五臓五腑です。五臓を中心に人間の体は機能しており、『肝』『心』『脾 』 『肺』『腎』で表されます。西洋医学でいう肝臓・心臓などの臓器とは異なり、その概念   より広い機能をさしています。例えば五臓の『肝』は肝臓の他自律神経まで含めた概念です


気がスムーズに動くように調節する。
ストレスの影響を受けやすい臓器
疏泄機能・・・体の中の『気』の動きが、順調で伸びやかであるように調節する。
『血』の体内での配分を調節する働きが、『蔵血』機能。
1.『怒』と関係イライラや抑鬱、ヒステリーなどの情緒障害。
2.『目』と関係目のかすみ、視力障害、夜盲症、目やに、充血。
3.『筋』と関係手足の順調な運動の障害、ひきつり、けいれん、ふるえ、麻痺、硬直、
腱鞘炎、こむら返り、顔面神経症。
4.『青』と関係起こると顔面蒼白、青筋が立つ、唇の青さ。
5.『酸』と関係酸っぱいものが食薬。肝の疲労したときに酸味がほしくなる。
6.『風』と関係突発性の病気、痛風、脳卒中、脳内出血、脳梗塞、心筋梗塞。
7.『春』と関係伸びやかな動きの『春』、伸びやかな一日の始まりの『朝』に『肝』に負担がかかる。
8.女性の生理機能と関係生理機能異常、月経過多、月経過小、無月経、閉経。
9.『爪』の状態と関係爪の変形、つやがなくなる。もろくなる・・・肝臓の異常。
10.『胆嚢』と関係脂のとりすぎは胆嚢に負担。
心拍動や循環の原動力としての働きのほかに意識や、思考、睡眠とも関わっている。
1.『喜』と関係心のときめくとき、顔面が紅潮、喜びすぎると心臓に負担。
2.『舌』と関係言語障害、ろれつが回らない、舌をかむ、舌の痛み、びらん。
3.『脉(脈)』と関係循環器障害、立ちくらみ、めまい、動悸、不整脈、高血圧。
4.『赤』と関係鼻の赤み、指先の赤み、赤面、目の充血。
5.『苦』と関係野草の苦みが食薬。
6.『暑』と関係暑いと心拍動が増し、心臓に負担。熱い風呂は禁物。
7.『夏』と関係灼熱の『夏』と一日のうちに『昼』に心臓に負担がかかる。
8.睡眠障害、精神障害と関係昏睡、うわ言、寝言、金縛り、痴呆症。
9.『小腸』と関係灼熱の症状、口内炎、残尿感、排尿時の灼熱感、尿が濃い。
笑いは小腸を活性化する。
生命力を補充する重要な臓器。
同時に病気のもとを作り出す場所。
『気・血・津液(しんえき・水)』の補充や運行の働き。古い血液、リンパ液の処理。
1.『思』と関係考え事が多くなると食欲が無くなる。取り越し苦労、心配、悩み。
2.『口』と関係唇のはれ、あれ。口が粘る、口が甘い、味覚異常。
3.『肌肉』と関係全身の筋肉、皮下脂肪に栄養を送り、手足の力を維持。
筋の萎縮、筋ジストロフィー。
4.『黄』と関係脾臓の疲れが黄色となって手や足、顔に出る。
5.『甘』と関係疲れたとき、甘いものがほしくなる。穀物の甘みが食薬。
6.『湿』と関係湿気を脾臓は嫌う。湿度が高いと気分が悪くなる。
7.『長夏』と関係季節の変わり目『土用』に脾臓の負担がかかる。
8.統血機能障害と関係不正性器出血、血便、皮下出血。
9.『胃』と関係消化不良、腹痛、胃が重い、胃下垂。
呼吸のほかに水分代謝や皮膚とも関係。色々なアレルギー性疾患とも関係。リンパ液の循環の中枢。
水分代謝、汗腺機能、免疫機能。
1.『悲』と関係泣くと鼻水と涙が出る。
2.『鼻』と関係蓄膿、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、花粉症、嗄れ声。
3.『皮毛』と関係皮膚の病気全般、アトピー、湿疹、ニキビ、潰瘍、ポリープ。
4.『白』と関係色白は七難隠す、結核、悲しみで髪の毛が白くなる。
5.『辛』と関係辛いものを食べると呼吸が荒くなり発汗する。野菜の辛みが食薬。
6.『燥』と関係乾燥しすぎると肺に負担。適度な加湿が必要。
7.『秋』と関係秋、一日のうち夕方に肺に負担がかかる。秋はもの悲しくなる。
8.呼吸器疾患と関係咳、痰、息切れ、喘息、肺ガン。
9.水分代謝と関係浮腫、尿量減少、多汗、無汗。
10.『大腸』と関係便秘、下痢、大腸ガン。
成長、発育、生殖に関する働きを生涯にわたって左右する生命力のもと。
1.『恐』と関係高所恐怖症、閉所恐怖症、対人恐怖症。
2.『耳』と関係耳鳴り、難聴、中耳炎、二陰(尿道、肛門)の病気。
3.『骨』と関係骨粗鬆症、白血病、リウマチ、腰の曲がり。
4.『黒』と関係しみ、そばかす、目のしたのくま、腰の周りの黒、鼻の下の黒。
5.『鹹』と関係穀物のもつ塩からさ(ナトリウム)が食薬。
6.『寒』と関係寒いときに腎に負担がかかる。足腰を冷やさないこと。
7.『冬』と関係寒い冬、一日では夜に腎の負担がかかる。暗闇は恐怖感を呼ぶ。
8.『歯』『髪』と関係腎が悪いと歯が悪くなり、髪が抜ける。
9.『膀胱』と関係排尿異常、頻尿、夜間尿、膀胱炎。
漢方の基本となる考え方に上図の『五行説』があります。これは万物を『木』・『火』・『土』・『金』・『水』の五つの要素に分類し
それらの関係を説いた理論です。この五つは、お互いに支配したりされたりして絶妙のバランスを保っています。
その中でも代表的な関係が「相生(そうせい・促進)→』と『相克(そうこく・抑制)→』です。
相生とは『相生』とは相手を生み育てる母子関係で、五行では『木』→『火』→『土』→『金』→『水』という流れを持ちます。『木』が燃えて『火』がおき、『火』から出る灰が『土』を肥やし、『土』から鉱物(『金』)が生まれ、鉱脈から『水』が湧き出て、その『水』は『木』を育てるという具合です。
相克とは『相克』とは相手を抑制する関係です。それは『相生』の流れにおいて一つ飛ばした『木』→『土』→『水』→『火』→『金』という順に関係しています。『木』は『土』から養分を吸収し、『土』は土手として『水』の氾濫を抑え、『水』は『火』を消し、『火』は『金』を溶かし、金属で出来た刃物は『木』を切り倒すという具合です。
働きの弱まったものは『相生関係』で励まし、強すぎるものは『相克関係』でなだめてコントロールしています。
『木』を例にとりますと、『水』に励まされながら『火』を鼓舞し、『金』に牽制されながら『土』を干渉しています。
このように強すぎることも弱すぎることもなく、他の四つも同様にして五行のバランスは保たれています。