2012-07-02

梅雨(ばいう)と黴(かび)


梅雨(ばいう)


夏至(げし)(6月22日ごろ)を中心として前後それぞれ約20日ずつの雨期梅雨(つゆ)ともいう。これは極東アジア特有のもので、中国の長江(ちょうこう/チャンチヤン)揚子江(ようすこう))流域朝鮮半島南部および北海道を除く日本でみられる。中国ではMi-y韓国では長霖(ちょうりん)Changmaというが、日本語のBai-uは国際的にも通用する。ウメの実の熟するころの雨期なので「梅雨」と書くが、カビ(黴)の生えるころの雨期でもあるので、昔は「黴雨(ばいう)」とも書かれた。梅雨はまた「つゆ」ともいう。旧暦では五月(さつき)ごろにあたるので「五月雨」と書いて「さみだれ」と読ませた。この流儀でいうと五月晴(さつきば)れは元来はつゆの晴れ間をいったので、現在の新暦の5月の晴天を「さつきばれ」というのは誤用である。


でも、5月の晴天は五月晴れって言うよね(^_^;)   


カビ・・・ 書けないヽ(^_^;)ノ



カビとは
酵母、キノコを含めて真菌と呼ばれる微生物の一群であり、糸状の菌糸先端から栄養や水分を吸収しながら、伸びていきます。実際に我々がパンや鏡餅の表面にカビが生えたと気づくのは、この菌糸が伸びて菌糸体を作った状態の時です。さらに、成熟した菌糸から胞子を作りますが、この胞子はカビの種類によってさまざまな形があります。カビの種類はいままで約5万種が知られ、その中には有益なカビや有害なカビがあります。

カビの発育過程

カビの発育過程
  


家の中で見られる代表的なカビはアオカビ、コウジカビ、クロカビですが、同じ家でもそれぞれの場所の湿度によって生えるカビの種類が違います。比較的湿度の高い風呂、キッチンなどの水周りには黒色酵母様菌、フォーマ、ススカビ、クロカビなどが、湿度の低い所にはユーロチウム、コウジカビ、アズキイロカビなどが生えやすいです。


カビと人間は、昔から持ちつ持たれつの関係を保ってきた。 
例えば青カビが産生するペニシリンは、さまざまな感染症に効く薬として広く用いられてきた。
日本酒や味噌、醤油作りに必要な麹にもカビは欠かすことができない。 
ところが、最近になってカビと人間の共生関係が崩れつつある。その証拠に、カビによって起こる病気が増えてきた。これは、感染症の薬が増えたために、カビが薬に対する抵抗力を備えるようになったことが大きいといわれている。なかには複数の薬にも耐え、活動を続ける「多剤耐性菌」というカビもあるほど。 また、人間の方も病気になると頻繁に抗生物質を使ったり、抗生物質を投与したトリ肉や豚肉を食べたりするため、カビに対する抵抗力を失いつつある。



カビが起こす病 ベスト3

アレルギー性の症状1位 アレルギー
空中浮遊しているカビの胞子やその代謝物が原因に。空中を漂うカビは花粉よりも飛散しやすいため、なおさらやっかいだ。鼻の中に入ったり、食べ物から口に入ったりすると、アトピー性皮膚炎やじんましん、喘息、鼻炎、結膜炎などさまざまなアレルギー性の症状を引き起こす。 
2位 夏型過敏性肺炎
「夏になると咳が出る」という人は、夏型過敏性肺炎かも!?咳と微熱が続き、やがて高熱が出るのが特徴だ。毎年、夏に発症し、涼しくなる頃に治まる。原因はトリコスポロンというカビ。胞子を吸いこむとアレルギー反応が起こり、肺炎になる。古い日本家屋などに住んでいる人はとくに要注意だ。 
3位 アスペルギルス症
アスペルギルスの別名はコウジカビ。みそ、しょうゆ、酒などの発酵にも使われる。食品、畳、カーペット、衣料品、エアコンダクトなどに潜む。肺に入ると、気管支肺アスペルギルス症の原因に。過去に肺の病気を発症している人はとくに危険!重い病気があって抵抗力が落ちている人、ステロイド剤を服用している人も気をつけよう。

このほかの感染症 
カンジダ症
カンジダは口の中や便、粘膜分泌物に存在するカビの一種。健康な状態なら、とくに人体に影響はない。ただ、抵抗力が落ちていると体内で繁殖し、皮膚や口の中、膣、目、消化器官、肝臓など全身に病巣ができてしまう。
クリプトコッカス症
おもにハトの糞便に存在するカビ。免疫機能が低下していると、口に入った菌に体が冒され、頭痛やめまい、目の痛み、吐き気などが起こる。さらに症状が進むと、肺炎や髄膜炎を起こし、最悪のケースでは死に至る。 
過敏性肺炎
原因は黒色酵母。風呂場のタイルの目地、排水溝のふたの裏などに発生し、低温でも死なない。胞子が体の中に入ると、肺炎が起こることがある。



カビの発育に必要な要素は「栄養源」「水分」「温度」、そして「酸素」の4つ。
それぞれの要素を見ていくと下のようになる! 

栄養源:大好物はデンプン、糖分。パン、餅、菓子などをとくに好む。
このほか人の垢やフケも大好き。なんとペンキ、プラスチック、アルミニウムまで食べる! 

水分:湿度60~80%が好条件。乾燥した食品にも生えることがある。 

温度:10℃~30℃で大発生する。





  • 空気中に浮遊するカビの胞子を吸い込んでカビ過敏症(起床時鼻水、咳、くしゃみ、微熱が出る)肺炎(夏型過敏性肺炎)が起きることがある。健常者は過度の心配は不要だが、免疫力が落ちている人は注意。肺炎を放置すれば肺が繊維化して呼吸困難を起こし、最終的には酸素マスクを必要とする事が多いので侮れない。風邪でもないのに、朝鼻水が出る、くしゃみが出る、咳が出る、熱がある等のアレルギー症状がある時は要注意。⇒カビの除去に努める。症状が長く続く時は呼吸器科を受診。
  • カビ・真菌の胞子(トリコスポロン)を吸い込んで、夏型の過敏性肺炎(アレルギー性肺炎)を起こすと、咳や発熱、更には呼吸困難になる。(喘息や風邪と間違われやすい) アレルギー体質の人がなりやすい。免疫力の強弱には関係なく遺伝的な体質によって反応する程度が違う。6~9月に発生し、ピークは7月。症状としては、せき、熱、息切れ。最初せきで始まり、続いて発熱や息切れが出てくる。風邪薬ではよくならない。トリコスポロンを吸い込むと数時間で症状が出る。夏が終わったり、旅行で家をあけると症状が軽快する。毎年繰り返すようならこの病気を疑い治療する。診断は血液検査でトリコスポロンの抗体を測定する。
  • 副鼻腔真菌症:カビ(アスペルギルス等)が鼻の奥の副鼻腔に住み着き、鼻水、鼻づまり、頬の痛み等の症状が出るが通常はこれ以上は悪化しない。糖尿病等で免疫力の弱い人では症状が悪化する。鼻水が片側だけ出てなかなか治らないときは耳鼻科受診。初期の段階で治療を行えば、ほとんどの場合は完治する。家の中にカビが繁殖していないか調べる。窓を開けて風通しを良くする、掃除をこまめにする、部屋に洗濯物を干さない等の注意が必要。
  • アレルギー性鼻炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息
  • 水虫(白癬菌による) 家の中を裸足で歩けばそれだけ感染の機会は増える。入浴時石鹸で良く洗う。付着しても24時間以内に洗い落とせば水虫にならない。
  • タムシ
  • 角膜真菌症(目の角膜の傷から侵入する。抵抗力が落ちている人やステロイド点眼薬を長期間使用している人は特に注意。コンタクト使用している人は正規の取り扱いをすること)
  • カンジタ症(抵抗力が落ちたとき皮膚や口内、肺に起きる)
  • アスペルギルス症: 咳やタン等の症状が出る。免疫機能が低下している人がこのカビを吸い込んで起きる事が多い。健康人でも極度のストレスや寝不足などで抵抗力が落ちると感染してしまう恐れがあり、感染が分かりにくいという問題がある。肺や気管に感染すれば点滴治療を行う。




やっぱり・・・
カビの防止は小まめな掃除と換気なんだよね。


問題は・・・

お風呂場だよね。
うちは夜7時頃から12時頃までの間お風呂にお湯が入りっぱなし
たまに息子が寝てしまい入らずに、朝までお湯が入って締め切ったまま。
発生しやすいです(-。-;)
シリコン部分のカビってとれないし・・・

うちは鉄筋コンクリート2階建住宅 築30年
雨漏りとかしてると天井裏なんかも 危ないね・・・

加湿器つけなくて
部屋の湿度がさほど高くなくても

花粉やダニもとる空気清浄機をつけっぱなしでも
窓を開けて換気しないといけないんだよね・・・

どうして こんなところにって思うところに・・・゚(゚ノД`゚)゚

花粉時意外に ヒドイ鼻詰まりとか咳が出るから 
あ・・・・ って思う(ノД`)・゜・。